
使用量が多いほどお得?逓減課金方式とは
- 逓減課金方式とは逓減課金方式は、使った分だけ料金が発生する従量課金制の一種です。この方式の特徴は、使用量が増えるほど料金単価が段階的に安くなる点にあります。例えば、100ギガバイトまでのデータ通信量が月額3,000円、100ギガバイトを超えた部分は1ギガバイトあたり20円で課金されるといった料金プランの場合、150ギガバイト使用すると4,000円の支払いとなります。しかし、もしもデータ通信量が300ギガバイトだった場合、1ギガバイトあたりの料金単価が安くなるため、7,000円で済みます。このように、たくさん使う人ほどお得になる料金体系と言えるでしょう。逓減課金方式は、携帯電話のデータ通信プランや、電気・ガスなどの公共料金など、さまざまなサービスで採用されています。この仕組みにより、事業者は大量利用者を獲得しやすくなる一方、利用者は自分の使用状況に合わせて最適な料金プランを選ぶことができます。