Web開発

ウェブサービス

Web APIとは? – ウェブサービスの連携を支える技術

インターネット上で様々なサービスが展開されている現代において、異なるサービス同士が連携することで、より便利で豊かな体験を提供することが求められています。その連携の要となる技術の一つが「ウェブ API」です。 ウェブ API は、異なるウェブサービス同士が情報をやり取りするための共通の窓口のようなものです。レストランの注文システムを例に考えてみましょう。お客様がメニューを見て料理を注文する行為は、ウェブ API を通じて厨房という別のシステムに情報を伝え、注文を受け付けたという結果を受け取るという流れで行われています。 ウェブ API を利用することで、異なるシステムやアプリケーション間で、まるで一つのシステムのように情報をやり取りすることが可能になります。 例えば、旅行予約サイトで航空券を予約する際に、航空会社のシステムから空席情報や料金を取得して表示したり、決済サービスと連携して支払いを処理したりすることができます。 このように、ウェブ API は異なるサービスをシームレスにつなぐことで、より便利で使いやすいサービスの実現に貢献しています。異なるシステム同士が連携し、情報を共有することで、今までにない新しいサービスが生まれる可能性も秘めています。
ウェブサービス

Django入門: Pythonで作る本格Webアプリ

- DjangoとはDjango(ジャンゴ)は、ウェブサイトやウェブサービスといったウェブアプリケーションを開発するための便利な道具セットのようなものです。2005年に公開されて以来、多くの開発者に支持され、Pythonというプログラミング言語で作られたフレームワークの中でも特に人気があります。Djangoが開発者から支持される理由は、まるで家を建てるための設計図のように、ウェブアプリケーションの基礎部分をあらかじめ用意してくれるからです。ウェブサイトやウェブサービスを作るには、土台となる複雑なプログラムを組む必要がありますが、Djangoを使うことで、開発者はその手間を省くことができます。 つまり、Djangoは、開発者が本来集中すべきアプリケーションの機能開発に専念するための時間を創出し、開発効率を大幅に向上させてくれるのです。例えば、会員登録やログイン機能、データベースとの連携、セキュリティ対策など、ウェブアプリケーションに共通して必要となる機能は、Djangoを使うことで簡単に実装できます。 Djangoは、効率的かつ安全なウェブアプリケーション開発をサポートしてくれる、まさに開発者のための心強い味方と言えるでしょう。
インターフェース

WebAPI入門:Webサービスを繋ぐ技術

- WebAPIとは WebAPIは、インターネット上で異なるアプリケーション同士が情報をやり取りするための仕組みです。 レストランで例えるなら、注文するためのメニューのようなものと言えるでしょう。 お客様はメニューを見ることで、そのレストランがどのような料理を提供しているのか、また、それぞれの料理がどのような材料を使い、いくらで提供されているのかを知ることができます。そして、食べたい料理をメニューから選んで注文することで、レストランのサービスを受けることができます。 WebAPIもこれと同じように、あるアプリケーションが、他のアプリケーションに対してどのような機能やデータを提供しているのかを分かりやすく示し、利用できるようにする役割を担います。 例えば、ある天気予報アプリがWebAPIを使って気象情報提供サービスにアクセスするとします。すると、天気予報アプリはWebAPIを通じて気象情報提供サービスの持つ機能を利用し、現在の気温や降水確率などのデータを取得することができます。そして、取得したデータを元に、分かりやすく加工してユーザーに天気予報を表示することができるのです。 このようにWebAPIは、異なるアプリケーション同士が円滑に連携し、様々なサービスを生み出すための重要な役割を担っています。